世界は単純なのか、複雑なのか。

 
私は、あらゆることを「もっとシンプルに考えたら?」というスタンスでいるので、ミーティング等でそのようなスタンスで話をすると「 実際の話は、そんなに単純じゃない。」と指摘されることがあります。
 
その方の言うとおり、実際のところは「単純ではない」のでしょう。人には感情がありますし、関係性もありますし、解決難易度が高い場合もあります。
 
直面する課題は「非常に複雑であり、様々なものが絡み合っている」という状況が存在するんだと思います。(私も大人なので、もちろん知っているのです。)
 
それでも「もっと単純化して考えるべきだ」と思っていますし、「複雑ならばこそ、世界を単純化するべきだ」と思います。

 

転がるボール

 
仮に「坂道でボールを転がす」ことを想像してみてください。
 
恐らく100回位、ボールを転がしたとしても、まったく同じような転がり方をするケースは少ないのではないかと思います。右にいったり、左にいったり、いろいろな転がり方が想像できます。
 
恐らく皆さんが複雑だっていうのは、「結果」であって、「原因」ではないのではないのではないでしょうか。複雑だと言われているものは、「ボールの転がる先」の話であって、「ボールを転がす」という原因の話ではないように思います。

当然の話ですが、「ボールの転がり方」(結果)は多様性がありますが、「ボールを転がす」(原因)は一つだったりします。
 
 
もちろんバラバラに転がっていく「ボールの転がる先」(結果)の多様性が問題になる場合もあるかもしれません。
 
それでも、100通りのボールの転がり先が問題になることは少ないはずです。ボールが「左」「右」「途中で止まった」位に、結果をまとめてしまえば十分なケースも多いのではないでしょうか。
 

問題をシンプルに考える二つの方法。

 
上の例を考えると、問題をシンプルに考える方法は大きくわけて二つです。
 
一つは、「多様な結果ではなく、原因に目を向ける」ということ。
もう一つは、「物事を抽象化する」ということです。
 
 
「多様な結果ではなく、原因に目を向ける」というのは、前述のとおり、原因が様々な状況に影響されて、多様な結果を引き起こします。(坂道ボール)

ボールの転がり先ではなく、「ボールが転がす」という原因に目を向けると、物事をシンプルに捉えることができます。
 
同様に、多様な状態があったとしても、それを分類し、抽象化してしまうことで、物事をシンプルに取り扱うことができます。(抽象化自体は今度整理するとして。)
 
 

可能な限り単純化する

 
「原因を考える習慣」や、「物事を抽象化する考え方」によって、世の中はもっとシンプルに見えてくると思います。

課題解決や企画をするために、物事をシンプルにするのは、とても大事なことです。

世界は複雑かもしれませんが、単純化して把握する必要があります。
 
解決が上手くできないな。。っていう「課題」に直面した時は、まだまだ物事を複雑に捉えてないか、と疑ってみてもいいかもしれませんね。

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